クリスティン・ファイブ・メルヴァは、1984年生まれのノルウェー人デザイナー。2008年に Oslo School of Architecture and Design で工業デザインの修士号を取得し、2012年には Oslo National Academy of the Arts でビジュアルコミュニケーションの修士号を取得。
 
 その後、オスロを拠点とする自身の名前を冠したデザインスタジオを開設。
 
 分野を越える知識と広がる好奇心から、テーブルウェアや照明、インテリア、グラフィックデザイン、テキスタイルオブジェ、フロアマット、グラフィックデザイン、そしてファッションデザインまで、カテゴリと素材を自由に駆使した活躍を見せています。
 
 彼女の作品は、強烈なグラフィックと斬新なカラーパレットにより、遊び心と豊かな表現が魅力です。
 彼女は、日用品の中にある官能的な美しさ、つまりずっと持ち続けていたいと思えるようなアイテムにある言葉では言い表せられないようなクオリティを探し求めています。
 メルヴァは、ベルギーやデンマークを代表するブランドのガラスや木材、石を使ったテーブルウェアのデザインや北欧のサスティナビリティなストリートファニチャーの制作、さらにフランスのファッション業界とのコラボなど、多くのヨーロピアンブランドと仕事をしています。さらに、複数の国内ブランドと長期にわたるコラボを通じて、新しいノルウェーデザイン作りのキーパーソンとなっています。
 メルヴァは、ICFFエディターズアワードやドイツデザインアワード、NYCxDesignアワード、Riedel アワード、Scheiblers アワード、さらにデザイナーオブザイヤー2019を含む複数のBo Bedreデザインアワードなど、両方の分野で数々の賞を受賞しています。
 ミラノやニューヨーク、東京、ベルリン、ロンドン、ヴェネツィア、コルトレイク、プラハ、ワシントンなどの都市で作品の展示会も行っており、彼女の作品は、ノルウェー国立美術館やヴァイル・アム・ラインにあるヴィトラ・ハウスのコレクションでも見ることができます。